浜松市の皆様こんにちは！
JR浜松駅から徒歩3分、買取大吉 浜松駅前店の松本です

 

かつてはお土産の定番の一つだった テレホンカード ですが、絶滅危惧になりつつある？
携帯電話が普及する以前は財布や手帳、バッグなどに1枚はテレカが入っていたと思います
私も小中学生の頃は1～2枚、必ずテレカを携帯していた記憶があります
携帯電話の普及と共にすっかり見かけなくなってしまった 公衆電話 
一昔前は学校、駅、病院などの公共機関の他、コンビニや街中でもごく普通に
公衆電話が設置されていました
利用率の低下と共に採算の問題が発生、現在も撤去が進んでいると言われています
ところで今、全国で公衆電話はどのくらいあるんだろう？？
って事で、調査してみました
■公衆電話数と携帯電話の変遷
日本の携帯電話の原点でもあるショルダーフォン（※）が登場したのが今から約30年前
現在の公衆電話は30年前の約1/5となっており、街中やコンビニではすっかり見かけなくなりました
（※『しもしも～』でお馴染みの女芸人さんが肩に下げているアレです）

 

	公衆電話数	日本における携帯電話の変遷
1985年（昭和60年）	900,000台	ショルダーフォン誕生（日本に携帯電話が登場）
1995年（平成7年）	800,000台	PHSサービスの開始
1999年（平成11年）	736,000台	カメラ付き携帯電話登場
2001年（平成13年）	700,000台	第三世代携帯登場、3G回線サービス開始
2006年（平成18年）	360,000台	ナンバーポータビリティ制度開始
2008年（平成20年）	330,000台	iPhone3発売、スマートフォンの普及が進む
2016年（平成28年）	170,000台

 

■絶滅危惧種にあらず？公衆電話が担う「最後の砦」としての役割
「このまま絶滅危惧種になるのでは？」
「緊急時はどうするの！？」
そう心配する声も聞こえてきそうですが、ご安心ください
公衆電話は、私たちの生活において、いまだに必要不可欠な存在としてその役割を担っています
その理由は、『電気通信事業法 第14条』に明確に定められています
この法律に基づき、NTT東日本・西日本には、社会生活の安全と戸外における、
最低限の通信手段を確保する義務が課せられているのです
そのため、たとえ採算が取れなくとも役場、学校、病院、駅といった「公的機関」には、
現在も公衆電話が残り続けています
特にその重要性が浮き彫りになるのは、災害時です
地震や台風などの大規模な災害が発生し、携帯電話の基地局が損傷したり、
通信回線が混み合ったりして、スマートフォンが使えなくなるような状況に陥った場合、
公衆電話は非常に頼りになる通信手段となります
停電時でも利用できるタイプが多く、緊急時の情報連絡や安否確認に役立つ、
「最後の砦」としての機能を果たしてくれるのです

また、高齢者の方々にとっては、使い慣れた公衆電話が依然として、
重要なコミュニケーションツールであることも忘れてはなりません
そして、万が一の緊急時には、警察（110番）や消防（119番）への通報も可能です

 

■「もしも」に備えるテレホンカードと公衆電話の使い方
現代では、「テレカって何？」「公衆電話ってどうやって使うの？」という世代が確実に増えています
しかし、災害はいつ起こるかわかりません。いざという時に困らないよう、
ご家庭で公衆電話の使い方について説明しておくことは、非常に有意義な防災対策と言えるでしょう
万が一の事態に備えて、テレホンカードを財布やバッグに1枚忍ばせておくのも、賢い選択です
たとえ携帯電話が使えなくなっても、公衆電話があれば大切な人へ連絡を取れる可能性が高まります
普段は意識しない存在かもしれませんが、公衆電話とテレホンカードは、
いざという時の「安心」を私たちに提供してくれる、大切なインフラの一部なのです

 

【関連記事：テレカの有効に活用する方法について】

 

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