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フランスワインの頂点、5大シャトーについて解説します
浜松市にお住まいの皆様、こんにちは!
JR浜松駅から徒歩3分、買取大吉 浜松店のスタッフ松本です。
突然ですが、「ワインの格付けって、いったい誰が決めたの?」なんて疑問に思ったことはありませんか?
実はこれ、歴史上の人物が深く関わっているんです。
そう、あの有名なナポレオン・ボナパルトの甥であるナポレオン3世が生みの親だった事はご存知でしたか?
1855年、フランス・パリで万国博覧会が開催されることになり、「我が国の誇る最高のワインを世界に紹介したい!」、
と熱い思いを抱きました。そこで、ボルドー商工会議所に、公式なワイン格付け表の作成を命じたのが始まりと言われています。
この時に発表されたのが、今なお語り継がれる「1855年メドック格付け」です。
この格付けで、見事最上位に選ばれた5つのシャトーこそが、後に『5大シャトー』と呼ばれることになる、
まさに名門中の名門ワイナリーたちなんですね。
今回は、その「5大シャトー」がなぜそんなに特別なのか? 名前は聞いたことがあるけれど、具体的にどこが違うのか?
という疑問に、私なりの視点も交えながら、分かりやすく解説していきます。
■「5大シャトー」とは?
「5大シャトー」とは、フランス・ボルドー地方のメドック地区(と、ごく一部その隣接地域)にある、
第1級に格付けされた5つのワイン生産者の総称です。
それぞれがワインの歴史、品質、そして市場価値において、まさに「別格」の存在感を放っています。
私自身はお酒があまり飲めないので、ワインの風味を細かく語ることはできません。
でも、その名前を聞くだけで、なんだかすごいワインなんだろうな、という雰囲気が伝わってきますよね。
まるで、世界遺産級の芸術品のようなオーラを感じます。世界中のワイン愛好家やコレクターにとって、
彼らが造る一本は、まさに「憧れの的」。
お酒が弱い私視点で例えるなら、甲府のワイナリーで味わう濃厚100%ブドウジュースが彼らにとっての5大シャトー、
といったところでしょうか?(全く例えになっていませんね、申し訳ございません・・・)
では、そんな5大シャトーにはどんな特徴があり、どういった違いがあるのでしょうか?
各シャトーの個性をご紹介しましょう。
■5大シャトーの産地とそれぞれの個性
ワインの味わいや風格はもちろん、歴史や立地によっても、その個性は驚くほど際立っています。
実は、5大シャトーのほとんどは、ボルドー地方のメドック地区にあるポイヤックやマルゴーといった村に位置してます。
しかし、唯一の例外がシャトー・オー・ブリオン。
こちらはメドック地区ではなく、ボルドー地方のグラーヴという特別なワイン生産地区に位置しています。
それぞれが持つ個性と、その背景にある産地の違いを知るのも、ワインの楽しみ方の一つですね。
それぞれのシャトーが持つ魅力を簡単にまとめてみました。
お酒が弱い私でも、その説明を聞くと「なるほど、こんな違いがあるんだ!」とワクワクします。
どのシャトーも、長い歴史と伝統に裏付けされた確かな品質を誇り、世界中のワイン愛好家や投資家から揺るぎない評価を受けています。
シャトー名 | 所在地 | 特徴 |
シャトー・ラフィット・ロートシルト | ポイヤック(ボルドー地方メドック地区の村) | 上品でエレガント、熟成向き。香り高く繊細 |
シャトー・マルゴー | マルゴー(ボルドー地方メドック地区の村) | 優美で官能的。女性的なワインと形容されることも |
シャトー・ラトゥール | ポイヤック(ボルドー地方メドック地区の村) | 力強く重厚。長期熟成に強く、骨格のあるスタイル |
シャトー・オー・ブリオン | グラーヴ(メドック地区以外に位置) | スモーキーで深みのある味わい。エレガントさと複雑さの共存 |
シャトー・ムートン・ロートシルト | ポイヤック(ボルドー地方メドック地区の村) | 芸術性に富むエチケット(ラベル)でも有名。1973年に唯一「昇格」した第1級 |
■「5大シャトー」がなぜ特別なのか?
ワインにおける「価値」というのは、単に「おいしい」という味の評価だけでは決まらないのが面白いところです。
価値を決めるにあたってには、様々な要素が複雑に絡み合っています。
・歴史的評価: 1855年という古い歴史の中で最高峰と認められた、揺るぎない実績。
・生産量の少なさ: ごく限られた量しか生産されないため、希少性が非常に高いこと。
・熟成による将来性: 何十年と熟成させることで、味わいがさらに深く、複雑に進化する可能性を秘めていること。
・圧倒的なブランド力: 世界中の誰もが認める、唯一無二のブランド。
ワインは長期熟成により味わいが進化すると言われていますが、
特に5大シャトーで適切に保管された古いヴィンテージものになると、
保管状態によって時には数十万円から100万円を超える価格で取引されることもあります。
私も以前、テレビで芸能人の格付け番組を観ていたら、シャトー・ラトゥールが超高級ワインとして登場し、
「おお!ラトゥールだ!」と画面越しに思わず声を上げたことがあります。
超一流の証、まさに「価格の王様」とでも呼ぶべき存在でしたね。
また、シャトー・ムートンのように、毎年ラベルに著名なアーティストの絵を採用することで、ワインそのものだけでなく、
美術品としての価値も加わっている例もあります。
今回挿絵としてご紹介している写真がまさにムートンなのですが、
創業者であるナタニエル・ドゥ・ロートシルト男爵が描かれた2003年ヴィンテージのラベルは、その象徴的な一つですね。
一本のボトルに、様々なストーリーと価値が詰まっていると考えると、ワインの世界って本当に奥深いなと感じます。
【関連記事:1993年のドンペリニヨンはなぜ希少価値が高いのか?】
いかがでしたでしょうか?
「そんな高価なワイン、名前は聞いたことあるけど実物は見たことないよ」と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。
でも実は、意外なことに、ご贈答品として受け取ったまま手つかずになっている高級ワインの中に、
ひょっこり「5大シャトー」が含まれている、なんてケースも少なくありません。
もしご自宅に眠っているワインがあれば、ぜひ一度ご確認ください。
ラベルやボトルの状態によって価値は大きく左右されますが、もしかしたら思わぬ高額買取につながる可能性も!
「これって価値ありますか?」と少しでも気になるお酒がございましたら、どうぞお気軽に当店までご相談ください。
専門スタッフが一本一本丁寧に拝見し、現在の状態や市場相場に基づいて、しっかりとご案内させていただきます。
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